ディズニーの「バケーションパッケージ」を利用し、3泊4日の家族旅行をしてきました。
初めてのバケパ、初めての子連れ大型旅行について、準備してよかったことや反省点をまとめました。
これからディズニーに行かれる方、バケーションパッケージを利用される方や、小さい子どもを連れて旅行に行かれる方、ぜひお役立てください!
バケーションパッケージについて
「2つのパークをめいっぱい楽しむ2days」の総評
「2つのパークをめいっぱい楽しむ2days」を利用しました。
ファンタジースプリングスマジック・キャラグリーティング・ショー・アトラクションが楽しめるパッケージです。
0歳と3歳、大人2名の計4名で利用した感想としては、「大満足、やや過分だった」です。
細かい内容と評価は以下になります。
ホテル:ミラコスタ:○
朝食:ミラコスタのブッフェ:△
夕食:アレンデール・ロイヤルバンケット:△
ショー:ランド:マジカルミュージックワールド(前列):○
シー:ビックバンドビート:○
アトラクション:美女と野獣の魔法の物語:○
ベイマックスのハッピーライド:○
トイストーリーマニア!:○
グリーティング:ランド:ミッキー:○
シー:サルードス・アミーゴス!:×(利用せず)
総評:○(やや過分)
待ち時間に煩わされず、めいいっぱいディズニーを満喫できました。
以下に、パッケージについてよかったことと、自分たちに合わなかったことをまとめます。
よかったこと
ショーとグリーティングが確約されている
娘の希望「ミッキーとのグリーティング」「マジカルミュージックワールド」、大人の希望「ビックバンドビート」がすべて確約されているプランでした。
ただ、シーでのキャラグリーティングを持て余したので、やや過分なプランだったとも言えます。
ファンタジースプリングスマジックがついている
新エリアのアトラクションが短時間でサクサク乗り放題。
この威力は凄まじかったです。
家族揃ってですと、赤ちゃん連れOKのアトラクションにそれぞれ2〜3回乗りました。
通常列は20〜40分の待ち時間でしたが、混雑を気にすることなくアトラクションを楽しめました。
自分たちに合わなかったこと
ご飯は予約不要(赤ちゃん連れはゆっくり食事できないから)
朝晩の食事を予約しましたが、これはやや余分でした。
0歳の赤ちゃんを抱えてのご飯に、“落ち着いた”“静かにゆったりと”なんて望めません。
ワンハンドメニューをサッと食べるくらいがちょうどいい。
ミラコスタでの朝ごはんは、自分の分を急いで取ってお腹にかき込み、ぐずる赤ちゃんを抱っこ。
アレンデールロイヤルバンケットでのロイヤルセット(¥3,500)は、ボリュームたっぷりのセットを、ぐずる赤ちゃん片手に苦労して食べました。
そもそも席は自力で見つけねばならないので、子どもと荷物を抱え、ヨタヨタと席を探しました。
コスト込みで一番満足のいく食事だったのは、スナグリーダックリングでのフライドシュリンプバーガー(¥950)でした。
- フリードリンクとワンハンドスナックで足りる
- バケパで予約しなくても何とかなる
- 行きたいレストランやゆっくり食べたいメニューがあるなら、赤ちゃんがぐずりやすい時間を避けて予約する
シーのキャラグリーティングは余分だった
我が家の場合に限りますが、ミッキーに会えれば十分だったので、シーでのグリーティングは正直余分でした。
さらに、ミートミッキーの待ち時間を短縮&確実に会うためにこのパッケージにしたものの、ミッキーに会うまでが意外と長い!
一般列の待ち時間は30分だったので、それよりはスムーズでしたが…
ですが、ミッキーになかなか辿り着けずヤキモキする娘を相手に、「意外に時間がかかる&歩かされる」という印象を持ってしまいました。
娘の希望だった「ミッキーに会う」が果たせた点はよかったです。
ミラコスタを満喫しきれなかった
初めてミラコスタに泊まりましたが、とても素敵なホテルでした。
「赤ちゃんとママだけゆったりとホテルステイ&上の子とパパはハッピーエントリーでパークを満喫」
「パッケージプランを午後に設定し、午前中はみんなホテルでのんびり」
なんていうプランも良かったかもと思います。
バケーションパッケージの特典について
バケーションパッケージには様々な特典がついてきます。
フリードリンク券で飲み放題:◎
カウンターでのノンアルコールドリンクが飲み放題というチケットです。
必須というわけではありませんが、あって嬉しい特典でした。
9月末時点ではミルク(紙パック)やペットボトルは対象外でしたが、11月からは対象となるようです。
チケットは大人分2枚しかありませんでしたが、
「お子様とご両親計3名分のドリンクのために、一度レシート切って、もう一度会計しますね」
と気を回してくださったキャストさんもいました。
オリジナルグッズ:○
可愛いオリジナルグッズが手に入りました。
我が家にお迎えしたのはブランケットとくっつきミッキー。
ブランケットは薄手ながらフワフワサラサラした触り心地で、娘の簡易毛布になっています。
くっつきミッキーは旅行中誰かしらの荷物にくっついていてもらい、気分が上がりました。
今回のグッズには概ね満足していますが、「めぼしい物がないタイミングもあるだろうな…危なかった…」という感想です。
特に9月はオリジナルグッズの入れ替わりが激しい時期で、予約当初に狙っていたトートバッグやピクニッククッションは無くなっていました。
チケットホルダー:◎
スマホが入るサイズのチケットホルダー。
とても便利でした!
バケパの細々したチケットをまとめておけました。
子連れだとサッと出したいハンカチも入れられるし、スマホも入るし、軽い。
見た目はペラっとした生地で肩紐も細いですが、軽量で持ち歩きやすいのが何よりよかったです。
持ち物
なるべく少なく・軽く・手を塞がず
荷物はなるべく「少なく・軽く・小さく」しました。
理由は、移動中の大人の手をなるべく空けるためと、重さによる疲労を防ぐためです。
また、あれこれ小分けの鞄にすることは避けました。
置き忘れや、どこに入れたか咄嗟にわからなくなることを避けるためです。
「キャリーケース1個、大人リュック2つ、ベビーカー、抱っこ紐」で旅行しましたが、これが過不足ない程々の量だったと思います。
この量なら大人2人でも子ども2人を連れ、時折3歳を抱っこしながらでもスムーズに移動できました。
荷物を減らした主な工夫
以下のとおりです。
- 服は何度か洗濯する前提の量に
- オムツは圧縮
- 自分の防寒はストールで行い、子どもの羽織りや膝掛けにもする
- シャンプー類は備え付けを使用
- 赤ちゃんソープのみ試供品の小さめ石鹸を持参(最終日のホテルで処分)
- スキンケアは小さめのオールインワンジェル1本と、詰め替えた椿油
- 財布は手のひらサイズの小さいもののみ
服に関しては、一日遊び尽くした後のコインランドリーはやや大変でした。
圧縮袋を利用したり、着倒して捨てる直前のインナーを使ったり(現地で処分してくる)、着回しをもう一工夫したりできればよかったです。
あってよかった持ち物
荷物は極力減らしましたが、「これはあってよかった」「現地調達はできなかった/間に合わなかった」というものを紹介します。
0歳児の着替えの予備
吐き戻しやおしっこ漏れなど、3歳以上に着替えのリスクが大きい。
体調を崩さないためにも半袖長袖・薄手厚手・重ね着のバリエーションがあるとよい。
ベビーカーにつけるフック
ポップコーンバケット、オムツポーチ、みんなの帽子、リュック、折り畳み傘を引っ掛けた。
旅行の間ずっと使用。ひっかけすぎると、子どもが降りた時バランスが崩れて倒れるので注意。
ベビーカーにつけるドリンクホルダー
バケパのフリードリンク券で常に飲み物を持ってていたので、一時置きに重宝。
ベビーカーの横幅が増えるタイプだったので取り回しに少し不便があったが、ドリンクを置けるメリットの方が大きかった。
着圧靴下
疲労対策のMVP。4日間1〜2万歩歩きそれなりに疲労したが、脚は疲れなかった。
夕方の足のだるさや翌日の疲労も無し。お風呂でのマッサージやストレッチも大事だが、日中の脚の軽さは靴下のおかげ。
圧縮袋
オムツと着替えを詰めて、ベビーカーに常駐させていた。
帰る時は未洗濯の服を詰めた。
モバイルバッテリー
結局使わずに済んだが、ギリギリのところだった。アプリを多用する人は必須と思われる。ランド内にレンタルがあるが、持参した方が楽。
ホテルでもスマホを充電しながら持ち運べて便利だった。
おくるみ
0歳児用荷物のMVP。
普段使っている、120センチ2重ガーゼのものを持参。
ベビーカーの掛け物・授乳の目隠し・抱っこ紐の雨除け風除け日除け・夜寝る時の安心材料と幅広く活躍。
霧雨の時、抱っこ紐にかませることで、足先から頭まですっぽり覆って雨から守れたのが特によかった。
ファンタジースプリングスについて
バケーションパッケージだと出入り自由・アトラクションも乗り放題
アトラクションのパスなしに、いつでもエリアに出入りできました。
エリア内でも列に並ぶことなく何度でもアトラクションに乗れました。
子どもたちが昼寝した時に、「じゃあちょっとアナ雪乗ってくる」「待ってる間ドリンク交換してくる」といった風に、アトラクションに乗る時間を含めてたった10分で1周できた時は、バケーションパッケージの威力を感じました。
チケットとアームストラップはサッと見せやすく
アトラクションに乗るにあたって、チケットとストラップを確認してもらいます。
毎回確認してもらうので、すぐ取り出せるようにしておきました。
チケットはバケパのショルダーに入れると出しやすかったです。
バケパのショルダーはチケットを入れておくのに大変便利でした。
これから使うチケットは順番に並べて入れておき、使用済みはリュックやチャックの方などに移動させておくとゴチャつかずにすみました。
0歳の赤ちゃんも意外にアトラクションに乗れる
腰が座っていれば、フローズンジャーニー・ランタンフェスティバル・ビジーバギーに乗れます。
また、抱っこ紐で寝たままでも、フローズンジャーニー・ランタンフェスティバルに乗れました。
ヒップシートではなく、お尻にクッションのない抱っこ紐の方がよさそうです。
アナとエルサのフローズンジャーニー:○
腰座りの確認あり。寝たままでOK。抱っこ紐のお尻部分にクッションがあるかの確認あり(ヒップシートのような、厚みがあるものだと不可の可能性あり。安全バーが降りないためと思われる)
ラプンツェルのランタンフェスティバル:◎
腰座りの確認なし。
フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー:○
腰座りの確認あり。寝たままでは不可。
ピーターパンのネバーランドアドベンチャー:×
102cm未満の子どもは不可。
ファンタジースプリングスストアは非常に混む(15時頃)
私たちがストアに行ったのは小雨の降る15時頃でしたが、非常に混んでいました。
ベビーカーで踏み入るのは大変困難なレベルで、夫一人に行ってもらいました。
午前中の頃は比較的空いているらしいです。
実物を確認したら、当日中にオンラインで注文するのもアリだと思いました。
エリア全体が綺麗、いるだけで楽しい
湧き出る泉と美しく削り出されたキャラクターたちは本当に綺麗でした。
天気や時間に関係なく素敵な光景でした。
もちろん、ラプンツェルのランタンや、アレンデール王国も素敵です。
その場にいるだけで「今わたしはアレンデール王国にいる・・・」と感じられ、ただぼんやりそこにいるだけでも幸せでした。
それなりに混雑していましたが、特に気になりませんでした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
随時追加していきます。